1023


Open, To Love/Paul Bley(P)(ECM 1023) - Recorded September 11, 1972. 1. Closer 2. Ida Lupino 3. Started 4. Open, To Love 5. Harlem 6. Seven 7. Nothing Ever Was, Anyway


オリジナル2曲、カーラ・ブレイの曲が3曲、アーネット・ピーコックの曲が2曲という構成。音数が少なく、研ぎ澄まされていて、聴いていてショックを受けました。ソロピアノに新しさを見せた演奏。その研ぎ澄まされ度や音の少なさ、鋭さでは1曲目の「クローサー」が素晴らしい感じです。2曲目は有名なメロディアスな曲ですが、時おり見せるフレーズが、やはり耽美的に流れていきます。優しいメロディを鋭い音使いで包んで、ゆったりとしつつ緊張感を持たせたような3曲目。彼らしさが出ていて空間的かつ緊張感を強いるタイトル曲の4曲目も素晴らしい。彼流のほんのりしたブルースフィーリングといった感じで進む5曲目、やや抽象的で淡い水彩画のように語りかけてくる6曲目、静かで硬質な響きが印象的な6曲目。