1396


Wave Of Sorrow/Mikhail Alperin(P, Melodica, Voice)/Arkady Shilkoper(French Horn, Jagdhorn, Flh, Voice)(ECM 1396) - Recorded July 1988. - 1. Song 2. Poem 3. Wave Of Sorrow 4. Toccata 5. Unisons 6. Introduction And Dance In 4/7 7. Short Story 8. Prelude in B Flat Minor 9. Miniature 10. Epilogue


全曲Mikhail Alperinの作曲。旧ソヴィエト出身で、しかもクラシック畑だった経歴ですが、その透明感からまさにECMの雰囲気。哀愁を誘うクラシック的な響きを持つ1曲目、メリハリが効いていて粒立ちの良いデュオを聴くことのできる2曲目、メロディカではじまりスペイシーで東欧の郷愁を感じるタイトル曲の3曲目、クラシック的な短調のアップテンポのピアノのソロが個性的な4曲目、ヴォイスも入ってユーモラスなメロディでテーマをユニゾンで奏でる5曲目、アップテンポの4分の7拍子で緊張感をはらみつつ進む6曲目、変化しつつカッチリしているデュオの7曲目、しっとりとしていてちょっと浮遊感もある美しいピアノの8曲目、ゆったりとホーンが奏でて行き、途中変化のある9曲目、小品でその名の通りエピローグの10曲目。