1603


Leosia/Tomasz Stanko(Tp)(ECM 1603)(輸入盤) - Recorded January 1996. Bobo Stenson(P), Anders Jormin(B), Tony Oxley(Ds) - 1. Morning Heavy Song 2. Die Weisheit Von Le Comte Lautreamont 3. A Farewell To Maria 4. Brace 5. Trinity 6. Forlorn Walk 7. Hungry Howl 8. No Bass Trio 9. Euforila 10. Leosia


(99/04/21)トランペットの響きがいい感じ。このメンバーでは2作目で、6曲目を除き、比較的ゆったりした中に緊密なやり取り。トーマス・スタンコによる作品は1-3、7、9-10曲目。他の曲は参加メンバーでのフリー・インプロヴィゼーションと思われますが、美しさは損なわれていません。独特な憂いをたたえた哀愁の響きは1、3曲目のテーマではっきりと聴きとることができます。流れるように叙情的に進んでいく2曲目、まさに静かなベースとドラムスのフリーの4曲目。5曲目はトランペットが、6曲目はピアノが、8曲目はベースがいないトリオでの演奏。緊張感がありつつ、しっとり系な7曲目、チャカポコする音の上を控え目にブロウするトランペットの9曲目、自由度が高いながら一本スジが通っているタイトル曲の10曲目。