1904


Goodbye/Bobo Stenson(P)/Anders Jormin(B)/Paul Motian(Ds)(ECM 1904) - Recorded April 2004. - 1. Send In The Clowns 2. Rowan 3. Alfonsina 4. There Comes A Time 5. Song About Earth 6. Seli 7. Goodbye 8. Music For A While 9. Allegretto Rubato 10. Jack Of Clubs 11. Sudan 12. Queer Street 13. Triple Play 14. Race Face


全14曲中ボボ・ステンソンの作曲は12曲目のみで、他のメンバーの曲が6曲あり。ジャズメン・オリジナルや他の作曲家の曲も多め。氷の中でひたすらに美しい演奏が続くような感じで、それは1曲目から実感できます。そして、ビート感も薄く、なだらかに流れていくような感触。好みは分かれるでしょうが、こういう耽美的な世界がまだあったかという感じ。3曲目のようにメロディと哀愁がはっきりしている曲も。何とトニー・ウィリアムス作のやはり美しさが光ってやや盛り上がる4曲目、ドラマを見ているような6曲目、しっとり感がけっこうあるスタンダードのバラードで、タイトル曲の7曲目、クラシックが原曲でも他と違和感のない8曲目、ミステリアスな響きを持つ10-13曲目、オーネット・コールマン作のジャズしている14曲目。(05年9月14日発売)