1911


Jumping The Creek/Charles Lloyd(Ts, As, Targato)(ECM 1911) - Recorded January 2004. Geri Allen(P), Robert Hurst(B), Eric Harland(Ds, Per) - 1. Ne Me Quitte Pas 2. Ken Katta Ma Om 3. Angel Oak Revisited 4. Canon Perdido 5. Jumping The Creek 6. The Sufi's Tears 7. Georgia Bright Suite 8. Come Sunday 9. Both Veils Must Go 10. Song Of The Inuit


全10曲中8曲はチャールス・ロイドの作曲。このメンバーでもおおむねECMサウンドに支配されます。沈むような、そして内面と向かい合っている13分台の1曲目、ドラムスの軽いジャブをバックにホーンが出てピアノが出て、と小手調べのような2曲目、大河の流れのようにゆっくりと動いていく3曲目、不思議な不安感からカッチリとしたリズムに発展する4曲目、ドラムスをバックに冷めたやり取りが聴かれるタイトル曲の5曲目、アルコのベースをバックに異世界に迷い込んだエキゾチックさの6曲目、自由なフォーマットながら4ビートになって13分台のジャズとして盛り上がっていく7曲目、しっとりと落ち着いた世界が広がる8曲目、ドラムスのみバックでサックスを聴かせる9曲目、自由にそして激しく燃え上がっていく10曲目。(05年4月21日発売)