1915


Le Voyage De Sahar/Anouar Brahem(Oud)(ECM 1915) - Recorded February 2005. Francois Couturier(P), Jean-Louis Matinier(Accordion) - 1. Sur Le Fleuve 2. Le Voyage De Sahar 3. L'aube 4. Vague/E La Nave Va 5. Les Jardins De Ziryab 6. Nuba 7. La Chambre 8. Cordoba 9. Halfaouine 10. La Chambre, Var. 11. Zarabanda 12. Ete Andalous 13. Vague, Var.


邦題「サハールの旅」。全曲アヌアル・ブラヒムの作曲。楽器編成がフレンチ寄りで特殊なトリオということもありますが、エスニックとフレンチが混ざるやや薄暗い世界が展開しています。ややエスニックが勝っている感じ。淡々とした曲が多く、そのエスノチックな1曲目の出だしから、異国の地にての映画の音楽を想起させるような、不思議な感覚が漂います。哀愁の非常に強いメロディラインを持っているタイトル曲の2曲目が方向を決定付けているような気も。その後も濃淡をつけながら薄暮の世界は変わらずに、ゆっくりと淡々とした味付けで進んでいきます。そんな中で5、11曲目はやや明るいといえば明るめか。ちなみに7曲目の変奏曲が10曲目、4曲目前半の変奏曲が13曲目。通して聴くタイプのアルバムと思います。(06年4月19日発売)