2100

Dresden/Jan Garbarek(Ss, Ts, Selje Fl) Group(ECM 2100/01)(輸入盤) - Recorded October 20, 2007. Rainer Bruninghaus(P, Key), Yuri Daniel(B), Manu Katche(Ds) - 1. Paper Nut 2. The Tall Tear Trees 3. Heitor 4. Twelve Moons 5. Rondo Amoroso 6. Tao 7. Milagre Dos Peixes 8. There Were Swallows 9. The Reluctant Saxphonist 10. Transformations 11. Once I Dreamt A Tree Upside Down 12. Fugl 13. Maracuja 14. Grooving Out! 15. Nu Bein' 16. Voy Cantando

(09/09/06)全16曲中、10曲(2-4、8-9、11-13、15-16曲目)がヤン・ガルバレク作曲。再演曲もあります。CD2枚組で、ライヴの演奏。静かでエキゾチックな曲が多いですが、エレキ・ベースとマヌ・カッチェのドラムスを交えたワン・ホーン・クァルテットなので、曲によっては意外にECMらしからぬ、リズミックで外向的なサウンドになることも(特に1曲目、7曲目後半、11、13-15曲目)。ガルバレクはそれにおかまいなしで、マイペースでサックス(時にフルート)を吹いていますが。相変わらず明るくて透明度の高い音色とフレーズ、そして時にミステリアス。スムース・ジャズに行くことなく、ECMの土俵で時に心が洗われるようなホーンが、なかなか印象的。変幻自在なバンドサウンド。時に長めのボトムのソロもいい感じ。