Notes From Big Sur/Charles Lloyd(Ts)(ECM 1465) - Recorded November 1991. Bobo Stenson(P), Anders Jormin(B), Ralph Peterson(Ds) - 1. Requiem 2. Sister 3. Pilgrimage To The Mountain -Part1 Persevere 4. Sam Song 5. Takur 6. Monk In Paris 7. When Miss Jessye Sings 8. Pilgrimage To The Mountain -Part2 Surrender
全曲チャールス・ロイドの作曲。ドラムスに音数の多いラルフ・ピーターソンが参加していますが、ここでは叙情的に、メンバーに合わせた演奏をしています。ヨーロッパ勢の2人がサウンドのかなめで、やはりまったりした温度感の低い演奏。哀愁を漂わせた淡い、しかしはっきりとしたメロディの1曲目、優しいメロディを持つ、自由なサウンドのバラード系でも時に盛り上がる2曲目、出だしの静かなサックスの咆哮が印象に残る、自由な進行の3曲目、ちょっと浮遊感がありながらも軽めに盛り上がっていく4曲目、神秘的な雰囲気でメロディがせまってくる5曲目、モンク的なサウンドにはならず、ロイド節が聴こえる6曲目、彼流のスピリチュアルで自由な進行の7曲目、3曲目と同様な雰囲気で静かに神秘的に進んでいく8曲目。
(注)Quartets/Charles Lloyd(Ts, Fl, Chinese Oboe, Tibetan Oboe)(ECM2316-20)で5枚組BOXとして、’13年に再発。