Year Of The Snake/Fly(ECM 2235)(輸入盤) - Recorded January 2011. Mark Turner(Ts),
Larry Grenadier(B), Jeff Ballard(Ds) - 1. The Western Lands 1 2.
Festival Tune 3. The Western Lands 2 4. Brothersister
5. Diorite 6. Kingston 7. Salt And Pepper 8. The Western Lands 3 9.
Benj 10. Year Of The Snake 11. The Western Land 4 12. The Western
Land 5
(12/05/06)3人のフリー・インプロヴィゼーションが4曲(3、7、11、12曲目)、他はメンバーそれぞれの曲ないしは2人の合作。タイトル曲や4曲提供しているところをみると、マーク・ターナー中心と考えていいか。2、6曲目にやや激しめの曲がありますが、基本的にはECMらしい静かな部分の多い、サックス・トリオ。まあ、メンバーがメンバーなので、飽きさせるということはないとは思いますが、やはり空間的な部分の大きさから聴く人を選ぶアルバムかもしれない、と思います。温度感は、ターナーの個性でもあるのですが、けっこう低めです。ベースとドラムスもブラッド・メルドー・トリオの時とは性格を異にしますけど、こういう静かめのバランスでうまくトリオとして入り込んでいく音のタイミングの良さはなかなか。かなり内省的なアルバム。
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