2304

Wislawa/Tomasz Stanko(Tp) New York Quartet(ECM 2304/05)(輸入盤) - Recorded June 2012. David Virelles(P), Thomas Morgan(B), Gerald Cleaver(Ds) - 1. Wislawa 2. Assassins 3. Metafizyka 4. Dernier Cri 5. Mikrokosmos 6. Song For H 7. Oni 8. April Story 9. Tutaj - Here 10. Faces 11. A Shaggy Vandal 12. Wislawa, Var.

(13/03/12)CD2枚組。全曲トーマス・スタンコ作曲。米国人でサイドを固めているアルバムは彼としては珍しい。フリーに振れている感じはするも、タイトル曲の1曲目は出てくる音は叙情的なヨーロッパの雰囲気。ただ、2曲目のようにアップテンポの4ビートで入ってECMにしては暴れまくっている曲もあり、このあたりがニューヨークだな、と思わせます。静かに入ったと思うと時おり盛り上がる3曲目。他にも静かな曲は多めだけれど、サウンドの肌合いや緊張感などがアメリカ的と言えなくもない感じ。トランペットも時おりフリーキーになります。5-6曲目のフリー的なサウンドの上を舞うトランペットが心地良い。適度に緊張感と時にノリのある7曲目、哀愁とフリーの感覚、スリルが混ざる10-11曲目、再び叙情的に幕を閉じる12曲目。