2364

Music Of Weather Report/Miroslav Vitous(B, Key)(ECM 2364)(輸入盤) - Recorded May 2010, February and March 2011. Gary Cambell(Ss, Ts), Roberto Bonisolo(Ss, Ts), Aydin Esen(Key), Gelard Cleaver(Ds), Nasheet Waits(Ds) - 1. Scarlet Woman Variations 2. Seventh Arrow 3. Multi Dimention Blues 2   4. Birdland Variations 5. Multi Dimention Blues 1   6. Pinocchio 7. Acrobat Issues 8. Scarlet Refrections 9. Multi Dimention Blues 3   10. Morning Lake

(16/07/05)ウェザー・リポート時代の曲と、ブルースが新曲で、それを「Variations」という用語で変奏曲にしてしまっているところが、彼らしいのか、ウェザー・リポートという縛りがあるからなのか。ヴィトウスのみの作曲は7曲(2-3、5、7-10曲目)。バードランドなど、ジャコ時代の曲も登場させていたり、それなりに賑やかな曲やフリーな曲もありますが、やはりECMというレーベルのため、静かな部分も多く混ざる印象。ヴィトウスなりの初期のグループを現代に再構築している感じのサウンドです。こういう方向性もアリだったのかなと。ただ、録音から発売まで5-6年かかっているので、レーベルとしての方向性が出るまでに時間がかかった感じです。また、あえて「ウェザー・リポート」のタイトルをつける必要があるのかどうか。