2371

Makrofauna/Vilde Sandve Alnaes(Vln) & Inga Margrete Aas(B)(ECM 2371)(輸入盤) - Recorded June 2012. - 1. Under Bakken 2. Sarand 3. Makrofauna 4. Arringer I 5. Rotter 6. I Traer 7. Loss 8. Arringer II 9. Roys 10. Jordslag 11. Arringer III

(14/04/13)全曲2人でのフリー・インプロヴィゼーション。2人はノルウェー出身とのこと。ゆったりしつつも、1曲目はベースのアルコの中、ヴァイオリンは指で音階でないところをはじいたり、これも非イディオム系のフリーに近いと思います。写真を見ると2人とも若そうだけど、やっていることはかなり硬派な感じ。その後、ベースはピチカートの曲もあるけれど、メロディに近づかないフレーズを弾きつつ、ヴァイオリンは弦を擦ったりする音の連続だったり、悲鳴のような音が続いたり、実験的な要素は強いです。もちろん普通にヴァイオリンを弾く場面はあるけれど、やはり非メロディ的だったり持続音的な表現が中心。時に楽器を叩く音もパーカッション的に響いてきます。7曲目がいちばん普通に聴こえたり。やはり聴く人を選ぶと思います。