Conference Of The Birds/Dave Holland(B) Quartet(ECM 1027)(輸入盤) - Recorded November 30, 1972. Sam Rivers(Reeds, Fl), Anthony Braxton(Reeds, Fl), Barry Altshul(Per, Marimba) - 1. Four Winds 2. Q & A 3. Conference Of The Birds 4. Interception 5. Now Here (Nowhere) 6. See-Saw
2管とベース・ドラムスの編成で、全曲デイヴ・ホランドのオリジナル。ECMとしてはエネルギーのあるアルバムかも。1曲目のテーマが終わるとさっそく管のブローイングに入っていくところなどは、往年のジャズという感じですが、テンポは4ビートのままを保っていて、統制は取れています。2曲目は丁丁発止の往年のフリージャズの展開になってきます。ただ、3曲目のタイトル曲はメロディが美しい5拍子の曲で、なるほど鳥をイメージさせる感じ。4曲目はパワーのあるフリージャズの展開で、これでもかとブローイング合戦で音を出しまくっています。メロディーが浮遊感があって思索的な展開になっている5曲目、そして再びビートを保ちつつハードにジャズらしく突き進んでいく6曲目で幕を閉じます。