ジャズCDの個人ページ ECM Blog

メインブログ「ジャズCDの個人ページBlog」より、ECMレーベル(ECMレコード)の記事のみをピックアップして掲載しています。両方に並行して記事がありますが、こちらは、より見やすく、なるべく番号順に掲載していきます。若い番号のものは10-20年ぐらい前の文章をそのまま利用しているのがほとんどです。また、カテゴリーの「ジャズ」(ECM)には「フュージョン・ファンク」「民族音楽」なども含み、「クラシック・現代音楽」(ECM New Series)には「古楽」「宗教音楽」なども含みます。’19年9月より未CD化作でストリーミング配信だけのものも加える作業が本編の未配信3枚(1264, 1268, 1281)を残して完了し、’17年のところに番号順になるようにアップしています。

カテゴリ: クラシック・現代音楽

2427

Carolin Widmann(Vln)/COE/Felix Mendelssohn Bartholdy/Robert Schumann(ECM New Series 2427)(輸入盤) - Recorded July 2014. Chamber Orchestra Of Europe - Felix Mendelssohn Bartholdy: 1-3. Concerto For Violin And Orchestra Op.64   Robert Schumann: Violin Concerto WoO 23

(15/09/16)メンデルスゾーン、シューマンは共に19世紀ドイツロマン派の作曲家。クラシックでは特にメンデルスゾーンの曲が有名(私でもメロディを聴いたことがある)ですが、最近こういう正統派のクラシック音楽のアルバムもECMで増えてきて、うれしいところ。演奏的にどうなのか、やはりECM的なミキシングやマスタリングはあるでしょうが、多少ぬくもりを持ったような雰囲気で聴こえてきます。Carolin Widmannのヴァイオリンがいい。

2425

Franz Schubert/Andras Schiff(P)(ECM New Series 2425/26)(輸入盤) - Recorded July 2014. - 1. Ungarische Melodie In H-Moll D817   2-5. Sonate In G-Dur D894   6-11. Moments Musicaux D780   12. Allegretto In C-Moll D915   13-16. Vier Impromptus D935   17-20. Sonate In B-Dur D960

(15/04/29)CD2枚組。シューベルトは19世紀オーストリアの作曲家。ここでは1820年頃製作のフランツ・ブロードマンという、アンドラーシュ・シフが持っているアンティークなフォルテピアノを使用していて、当時のシューベルトのピアノの音に近いと思われるピアノ・サウンドで録音しています。今のピアノに比べてややソフトな感じか。曲は温かみもあり、落ち着いて聴けるので、やはりシフの王道作品でこのレーベルでの存在は大きいかも。

2416

Aquilonis/Trio Mediaeval(ECM New Series 2416)(輸入盤) - Recorded June 2014. Anna Maria Friman(Voice, Hardanger Fiddle, Melody Chimes), Linn Andrea Fuglseth(Voice, Portable Organ, Melody Chimes), Berit Opheim(Voice, Melody CHimes) - 1. Vespers Reponsory 2. Ama 3. Ave Rex Angelorum 4. Ecce Quod Natura Mutat Sua Jura 5. Ave Maris Stella 6. Vespers Antiphon And Psalm I, II, III 7. Ioseph Fili David 8. Ave Regina Caelorum 9. Alleluia: A Newe Work 10. Morgonljos 11. Vespers Antiphon And Psalm VI, V 12. Fammi Canter L'amor 13. Gud Unde Oss Her At Leve Sa 14. Benedicti E Llaudati 15. Klokkeljom 16. Special Antiphon 17. Ingen Vinner Frem Til Den Evige Ro 18. Fryd Dig, Du Kristi Brud 19. I Hamrinum 20. Vele, Dulcis Amice

(15/01/19)12、14-15世紀の歌から、トラディショナル、アンダース・ヨーミンの歌、そしてメンバーも含まれる作曲など10、15、19曲目にもあり、他にもメンバーでのアレンジの曲もあって、現代の作曲家の曲も混ざり合っています。時に楽器も使い、魅力的な女声3声によるポリフォニーを聴かせてくれるアルバム。教会での収録で、教会音楽のようにも民族音楽のようにも聴こえるので不思議。癒される美しい音楽がそこにあります。

2408

The Hilliard Ensemble/Transeamus(ECM New Series 2408)(輸入盤) - Recorded November 2012. David James(Countertenor), Rogers Covey-Crump(Tenor), Steven Harrold(Tenor), Gordon Jones(Baritone) - 1. Thomas Gemma Cantuariae/Thomas Cesus In Doveria 2. St. Thomas Honour We 3. Clanget Tuba 4. Anna Mater 5. Lullay, I Saw 6. O Pulcherrima Mulierum 7. There Is No Rise 8. Stella Caeli 9. Marvel Not Joseph 10. Ecce Quod Natura 11. Ave Maria, Mater Dei 12. Ah! My Dear Son 13. Sancta Mater Gracie/Dou Way Robin 14. Ah, Gentle Jesu

(14/11/28)ルネッサンス時代のキャロル集ということですが、作曲者不詳の曲が多く並びます。作曲者の時代の分かるものも15世紀とか。この時代なので、内容的には宗教的なものが多いということですが、そのストレートで分かりやすいポリフォニーの合唱が、心を洗われるような気分で聴くことができます。録音はサンクト・ジェロルド教会で、その響きも心地良さを増しています。歴史に埋もれる前に、ここに記録されて良かったと思われます。

2405

Gavin Bryars/The Fifth Century(ECM New Series 2405)(輸入盤) - Recorded July, 2014 and June, 2015. PRISM Quartet: Timothy McAllister(Ss), Robert Young(As), Matthew Levy(Ts), Taimur Sullivan(Bs), THE CROSSING: Donald Nally(Cond) - 1-7. The Fifth Century 8-9. Two Love Songs

(16/12/05)Gavin Bryarsは20-21世紀イギリスの作曲家。今回はタイトル曲が収録時間の大部分を占め、Thomas Traherneという17世紀イギリスの詩人の詩に曲をつけています。サクソフォン・クァルテットと女声合唱のたゆたうある種宗教音楽的な響きは、現代性もあるけれど、他のアルバムで聴くような、温度感の低いゆったりとしたサウンドになってます。「Two Love Songs」は女声のアカペラでの曲。聴きやすく、ヒーリング感あり。

2404

Wolfgang Rihm/Et Lux(ECM New Series 2404)(輸入盤) - Recorded February 2014. Huelgas Ensemble: Axelle Bernage(Soprano), Sabine Lutzenberger(Soprano), Terry Wey(Tenor), Achim Schulz(Tenor), Stefan Berghammer(Tenor), Matthew Vine(Tenor), Tim Scott Whiteley(Bass), Guillaume Olry(Bass), Miguet Quartett: Ulrich Isfort(Vln), Annette Resinger(Vln), Aroa Sorin(Viola), Matthias Diener(Cello), Paul Van Nevel(Cond) - 1. Et Lux (Fur Vokalensemble Und Streichquartett)

(15/04/28)Wolfgang Rihmは20-21世紀のドイツの現代音楽家。ここでは’09年に作曲された曲の61分ほどの収録。邦題だと「光へ」となるそうで、現代音楽ながらも、ルネッサンス期の作風の良いところを取り入れた美しい作品だそうです。ところどころにそういう美しいハーモニーやメロディを聴くことができ、でも根幹は現代音楽だよなあ、と思える音使いで、ゆったりとしたアルバムです。今回の録音では歌の方が増員されています。

2396

Thomas Zehetmair(Vln, Direction)/Robert Schumann/Orchestre De Chambre De Paris(ECM New Series 2396)(輸入盤) - Recorded February 2014. 1-3. Voilin Concerto WoO 23   4-7. Symphony No.1 "Spring" Op.38   8. Phantasy For Violin And Orchestra

(16/04/13)ロベルト・シューマンは19世紀ドイツの作曲家。「春」をはじめ、シューマンのヴァイオリン曲を演奏しています。77分ほどの収録。現代音楽にも精通したトーマス・ツェトマイアーも、シューマンなどクラシックも得意で、その情感が豊かで、内面と向かい合っている感じもします。現代音楽を絡めずにシューマンばかりを聴かせるのはECMでは少ない方で、逆に安心して聴ける面も。マンフレート・アイヒャーの名前がないアルバム。

2395

Heinz Holliger/Robert Schumann/Aschenmusik(ECM New Series 2395)(輸入盤)Recorded July 2012 and November 2013. Heinz Holliger(Oboe, Oboe A'dmore), Anita Leuzinger(Cello), Anton Kernjak(P) - Robert Schumann: 1-6. Sechs Stucke In Kanonischer Form Fur Oboe D'amore, Violoncello Und Klavier Op.56   7-9. Drei Romanzen Fur Oboe Und Klavier Op.94   Heinz Holliger: 10-15. Romancendres Fur Violoncello Und Klavier   Robert Schumann: 16. Intermezzo Aus Der FAE-Sonate In A-Moll, WoO 2   17-19. Sonate Nr.1 Fur Pianoforte Und Violine In A-Moll, Op.105

(14/06/21)ロベルト・シューマンは19世紀ドイツの作曲家、Heinz Holligerは20世紀生まれのスイスのオーボエ奏者、現代音楽家。シューマンを前と後に置き、真ん中にホリガーの現代音楽を置くというECMお得意の手法で両方聴かせています。前半が1840年代、後半が晩年の1850年代という配置がしてあって、作曲の時系列的にはなってます。ホリガーの曲はシューマンの楽譜を妻のクララが焼き捨てたことを題材にした曲で、関連性あり。

2389

Valentin Silvestrov/Hieroglyphen Der Nacht/Anja Lechner(Cello, Tamtam)/Agnes Vesterman(Cello)(ECM New Series 2389)(輸入盤) - Recorded December 2013. - 1-3. Drei Stucke 4-6. Elegie 7-9. 8.Vi.1810... Zum Geburtstag R.A. Schumann 10. Augenblicke Der Stille Und Tranrigkeit 11-12. Serenaden 13. Lacrimosa 14-16. 25.X.1893... Zum Audenken An P.I. Tscaikowskij 17. Walzer Der Alpemglockchen

(17/10/02)Valentin Silvestrovは20-21世紀ウクライナのキエフ出身の現代音楽家。ここでは’99-09年にかけて作曲された、ソロとデュオのチェロの作品を集めています。彼の80歳の誕生日に向けてのアルバム発売とのことですが、そういうことを抜きにしても、その静かでやや暗めの、割と普通に聴ける現代音楽として、小品が並びつつもアルバムとしての印象を持たせています。水色の抽象的で簡潔なジャケットが物語ります。

2384

Anna Gourari(P)/Visions Fugitives(ECM New Series 2384)(輸入盤) - Rcorded October 2013. - Sergey Prokofiev: 1-20. Visions Fugitives Op.22   Nikolai Medtner: 21. Fairly Tale   Frederic Chopin: 22-25. Sonata No.3 In B Minor Op.58

(14/11/30)ここではピアニストに焦点が当たっています。Anna Gourariはタタールスタン共和国で’72年に生まれたとの女流ピアニスト。当時ロシアというのか、20世紀前半のプロコフィエフを中心に、小品でNikolai Medtner、19世紀のポーランドのフレデリック・ショパンを演奏しています。演奏は個性的なんだそうですが、ちょっと私には判別できず。でも、そのピアノは魅力的にうつります。ECMらしい構成、でも普通のクラシックのような感じ。

このページのトップヘ