Dancia Das Cabecas/Egberto Gismonti(G, P, Wood Fl, Vo)(ECM 1089) - Recorded November 1976. Nana Vasconcelos(Per. Voice) - 1. Part 1 Qaurto Mundo 1, Danca Das Caberas, Aguas Luminosas, Calebracao De Nupcias, Porta Encantada, Quarto Mundo 2 2. Part 2 Tango, Bambuzal, Fe Cega Faca Amolada, Danca Solitaria
邦題は「輝く水」。パート1とパート2に分けられていて、組曲の構成。大部分はエグベルト・ジスモンチの作曲です。2人ともブラジルの出身で、その土着的な(?)サウンドが印象的。メロディで迫ってくるようなタイプではないので、ちょっと地味ですが、一気に演奏された曲は非常にドラマティックに感じられ、特にパーカッションがサウンドに生きています。インプロヴィゼーション度も高いです。鳥の鳴き声などやウッド・フルートでサウンドでブラジルの風景が描き出されたと思ったら、急速調のギターとパーカッションでスリリングな展開の部分も。特にギターでの、非西欧的な音の連なりが心の中に入りこんできます。また、ピアノの場面でも流れて行くようなフレーズの連なりで叙情性を感じることができます。