ジャズCDの個人ページ ECM Blog

「ジャズCDの個人ページBlog」の記事のうち、ECMレーベル(ECMレコード)の記事のみをピックアップして掲載。こちらは番号順に掲載しています。また、カテゴリーの「ジャズ」(ECM)には「フュージョン・ファンク」「民族音楽」なども含み、「クラシック・現代音楽」(ECM New Series)には「古楽」「宗教音楽」なども含みます。’19年より未CD化作でストリーミング配信だけのものも加え、’20年からLP聴きも追加してECM本編とJAPOが終了。Carmoレーベル、Wattレーベル、ECM Special、Works、:rarumシリーズは予定はないです。コメント付きで網羅しているのは日本では(私のホームページとメインブログと)ここだけではないかと。深みはないけど網羅してます。

カテゴリ: ECM1901-1950番

1950


Andras Schiff/Encores After Beethoven(ECM New Series 1950)(輸入盤) - 1. Franz Shubert: Allegro Assi- E-flat Minor from: Three Piano Pieces D946, Recorded March 7, 2004. 2. Allegretto C Minor D915, Recorded November 28, 2004. 3. Wolfgang Amadeus Mozart: Eine Kleine Gigue G Major KV574, Recorded November 28, 2004. 4-5. Joseph Haydn: Sonata G Minor Hob XVI: 44 4. Moderato 5. Allegretto, Recorded February 27. 2005. 6. Franz Shubert: Hungarian Marody B Minor D81, Recorded April 24, 2005. 7. Ludwig Van Beethoven: Andante Favori F Major WoO57, Andante Grazioso Con Moto, Recorded December 4, 2005. 8-9. Johann Sebastian Bach: Menuet I and II, Gigue, From: Partita No.1 B-flat Major BWV825 8. Manuet I and II 9. Gigue, Recorded April 2, 2006. 10-11. Prelude And Fugue B-flat Minor BWV867 10. Prelude 11. FUhue, Recorded May 21, 2006.


(16/11/30)コンサート録音。ベートーベンは18-19世紀ドイツの有名な作曲家。アンドラーシュ・シフの、’04-06年にかけて録音されたピアノソナタ集の次の番号の欠番に、’16年になって、そのコンサートのアンコール集が発売されました。当時から企画はあったということ。シューベルト、モーツァルト、ハイドン、ベートーベン、バッハと、やはりアンコールも有名な作曲家の演奏です。曲によっては時間の関係か、抜粋の演奏もあり。

1949


Ludwig Van Beethoven/The Piano Sonatas Vol.8/Andras Schiff(P)(ECM New Series 1949)(輸入盤) - Recorded September 23, 2007. - 1-3. Sonata No.30 E Major Op.109 4-6. Sonata No.31 A-flat Major Op.110 7-8. Sonata No.32 C Minor Op.111


(08/10/17)コンサート録音。ベートーベンは18-19世紀ドイツの有名な作曲家。シリーズ最後の演奏で、1820年から1822年までの3作品を演奏しています。ここまでCD枚数にして10枚、ベートーベンのピアノ・ソナタの全集を作り上げたのはECMとしては快挙かもしれません。それをコンサートという形で3年と少しという時間で記録できたのですから。ここでは晩年のベートーベンの演奏を聴くことができますが、やはりシフらしい演奏です。(08年11月26日発売)

1948


Ludwig Van Beethoven/The Piano Sonatas Vol.7/Andras Schiff(P)(ECM New Series 1948)(輸入盤) - Recorded May 21, 2006. - 1-2. Sonata No.27 E Minor Op.90 3-6. Sonata No.28 A Major Op.101 7-10. Sonata No.29 B-flat Major Op.106 "Hammerklavier"


(08/10/17)コンサート録音。ベートーベンは18-19世紀ドイツの有名な作曲家。ここでは1814年から1818年までの作品を演奏しています。前回のコンサート録音からわずか1ヵ月半でこの録音をしています。相変わらず王道を行く堂々とした演奏で、繊細さも持ち合わせているような感じ。いろいろな演奏家がこの演奏をしていますが、自分にとってはアンドラーシュ・シフの演奏が基準になりそうです。異端のECMにしては珍しいシリーズ。(08年10月22日発売)

1947


Ludwig Van Beethoven/The Piano Sonatas Vol.6/Andras Schiff(P)(ECM New Series 1947)(輸入盤) - Recorded April 2, 2006. - 1-2. Sonata No.22 F Major Op.54 3-5. Sonata No.23 F Minor Op.57 "Appassionata" 6-7. Sonata No.24 F-Sharp Major Op.78 "A Therese" 8-10. Sonata No.25 G Major Op.79 11-13. Sonata No.26 E-Flat Major Op.81a " Les Adieux"


(08/06/15)コンサート録音。ベートーベンは18-19世紀ドイツの有名な作曲家。1804年から1810年までの中期の作品で「熱情」や「告別」もあります。安定したベートーベンの曲に、安定したアンドラーシュ・シフのピアノで、ここまでシリーズでピアノ・ソナタ集をライヴで完璧な演奏にするとは、驚きです。ここでは番号順に紹介しています。ECMレーベルにしては王道中の王道を歩んでいるアルバム。ピアノの音もECM的な良さがあります。 (08年5月28日発売)

1945


Ludwig Van Beethoven/The Piano Sonatas, Vol.5/Andras Schiff(P)(ECM New Series 1945/46)(輸入盤) - Recorded December 4, 2005. - Three Sonatas Op.31: 1-3. Sonata No.16 G Major Op.31/1 4-6. Sonata No.17 D Minor Op.31/2 "The Tempest" 7-10. Sonata No.18 E-flat Major Op.31/3 "The Hunt" 11-13. Sonata No.21 C Major Op.53 "Waldstein" 14. Andante Favori F Major WoO 57


(07/09/24)コンサート録音。ベートーベンは18-19世紀ドイツの有名な作曲家。このシリーズでは久しぶりのCD2枚組になります。ここではベートーベンの中期の頃の演奏だそうで、トータル1時間46分を安定したサウンドで奏であげていきます。それは曲自体もそうですが、アンドラーシュ・シフの演奏の安定感もなかなか。ライヴでのこういう特集での録音ではプレッシャーも大きいと思うのですが、聴いていて安心と安らぎがあります。(07年10月24日発売)

1944


Ludwig Van Beethoven/The Piano Sonatas, Vol.4/Andras Schiff(P)(ECM New Series 1944)(輸入盤) - Recorded April 24, 2005. - 1-4. Sonata No.12 A-flat Major Op.26 Two Sonatas Op.27: 5-8. Sonata No.13 E-flat Major Op. 27/1 - Sonata Quasi Una Fantasia 9-11. Sonata No.14 C-sharp Minor Op.27/2 - Sonata Quasi Una Fantasia "Moonlight" 12-15. Sonata No.15 D Major Op.28 "Pastorale"


(07/06/18)コンサート録音。ベートーベンは18-19世紀ドイツの有名な作曲家。ここではソナタの12、13、14番の演奏ですけれど、王道の作品をECM New Seriesで聴いていくことにすがすがしさを感じます。特にここでは9-11曲目で、有名でもあり、個人的に好きな「月光」が入っているのがうれしいところ。比較はできませんが、このレーベルのピアノの音はピアノらしくて好みです。どんどんこのシリーズ、出してほしいところです。 (07年6月20日発売)

1943


Ludwig Van Beethoven/The Piano Sonatas, Vol.3/Andras Schiff(P)(ECM New Series 1943)(輸入盤) - Recorded February 27, 2005. - Two Sonatas Op.49: 1-2. Sonata No.19 G Minor Op.49/1 3-4. Sonata No.20 G Major Op. 49/2 Two Sonatas Op.14: 5-7. Sonata No.9 E Major Op.14/1 8-10. Sonata No.10 G Major Op. 14/2 11-14. Sonata No.11 B-flat Major Op.22


(06/11/20)コンサート録音。ベートーベンは18-19世紀ドイツの有名な作曲家。シフが順番に弾いていくはずだったのですが、ここでは番号が飛び飛びになっています。ただ、番号が確保してあるところを考えると、いずれピアノ・ソナタを全部制覇するのかも、という期待があります。やはりクラシックのピアノの作品としては王道中の王道を行く作品なので、聴いていてすがすがしい気分になります。ライヴ録音でこの音とクォリティも特筆か。 (06年12月6日発売)

1942


Ludwig Van Beethoven/The Piano Sonatas, Vol.2/Andras Schiff(P)(ECM New Series 1942)(輸入盤) - Recorded November 28, 2004. - Sonatas Op.10: 1-3. Sonata No.5 C Minor 10/1 4-6. Sonata No.6 F Major Op. 10/2 7-10. Sonata No.7 D Major Op. 10/3 Sonata No.8 C Minor Op.13: 11-13 Grande Sonate Pathetique


(06/05/23)ベートーベンは18-19世紀ドイツの有名な作曲家で、シフがピアノ・ソナタを順番に 弾いていく第2弾。今回もライヴ録音です。長調も短調も安定していて、なおかつ重厚な雰囲気が演奏からにじみ出てきます。やはり王道中の王道のクラシック(特に11曲目以降の第8番 「悲愴」は有名)です。録音はライヴにしては良く、やっぱりこのレーベルならではかも。何にせよ、はっきりとしていて明快なクラシックを聴かせてくれます。(06年3月22日発売)

1940


Ludwig Van Beethoven/The Piano Sonatas, Vol.1/Andras Schiff(P)(ECM New Series 1940/41)(輸入盤) - Recorded June 7, 2004. - Sonatas Op.2: 1-4. Sonata No.1 F Minor Op.2/1 5-8. Sonata No.2 A Major Op.2/2 9-12. Sonata No.3 C Major Op. 2/3 13-16. Sonata No.4 E-flat Major Op.7


(05/10/09)ベートーベンは18-19世紀ドイツの有名な作曲家。そのベートーベンのピアノ・ソナタをアンドラーシュ・シフが順番に弾いていくという企画で、これはVol.1となっていて、CD2枚組。シフがECMに来てから正攻法のクラシック作品が多くなってきて、聴いていて安心感と安定感のあるライヴ録音。やっぱりベートーベン の曲は、当たり前ですがいかにもクラシック然としていて、クラシックの王道を行く感じです。聴きやすさもあり。(05年10月26日発売)

1939


Stoa/Nik Bartsch's Ronin(P, Key)(ECM 1939) - Recorded May 2005. Sha(Contrabass-cl, Bcl), Bjorn Meyer(B), Kaspar Rast(Ds), Audi Pupato(Per) - 1. Modul 36 2. Modul 35 3. Modul 32 4. Modul 33 5. Modul 38_17


全曲ニック・ベルチュの作曲。通常のECM系のピアノと違って、変拍子、ミニマル、ファンク系、外に向かうサウンドがキーワードかも。書き譜が多いとのこと。スペイシーな音からはじまり5拍子系で徐々に密度を濃くしていきファンクに移行していく、複雑なリズムの組み合わせが心地良い15分台もの1曲目、明るめのサウンドになるのだけれどミニマル度と複雑な拍子(9拍子?)とリズムの幻惑度はけっこう高いと思われる、時々立ち止まる2曲目、やや内省的でコード進行が移ろいゆく感じが強い3曲目、静かにはじまり徐々にパーカッションが目立ったりピアノがフレーズを繰り返したり、ファンクになったりする4曲目、変拍子なのか、フレーズの連鎖という言葉が頭をよぎるようなアプローチで、延々と続いていく5曲目。(06年3月15日発売)

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