ジャズCDの個人ページ ECM Blog

メインブログ「ジャズCDの個人ページBlog」より、ECMレーベル(ECMレコード)の記事のみをピックアップして掲載しています。両方に並行して記事がありますが、こちらは、より見やすく、なるべく番号順に掲載していきます。若い番号のものは10-20年ぐらい前の文章をそのまま利用しているのがほとんどです。また、カテゴリーの「ジャズ」(ECM)には「フュージョン・ファンク」「民族音楽」なども含み、「クラシック・現代音楽」(ECM New Series)には「古楽」「宗教音楽」なども含みます。’19年9月より未CD化作でストリーミング配信だけのものも加える作業が本編の未配信3枚(1264, 1268, 1281)を残して完了。Wattレーベル、Works、:rarumシリーズは言及する予定なないです。

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Horizon Touched/The Music of ECM

Edited by Steve Lake and Paul Griffiths

この本、写真集というわけではないので、発売時に買わなかったのですが、たまたまAmazonで在庫1点あり、値段も6,440円で以前より安くなったような気がしたので、思わず注文してしまいました(笑)。届いてみたら、でかいし、重い(体重計で計ったら2.4kgありました)。しかも、表紙をスキャナーをかけてみたのですが、 A4サイズのスキャナーでは少しはみ出してしまいました。おまけにこの本には黒い立派な外箱がついています。お値段以上の豪華本なのではないでしょうか。

文章(英語)ばかりでなくて、ジャケット写真や録音風景、その他の写真も混ざり、文章を読まないでペラペラとめくっていっても見ごたえはあると思いますが、昔英語を習っていて、少しだけ仕事で使っていた時代も思い出して、ゆっくりと読んでいかないと、ECMの真髄にはなかなか近づいていけないなあ、なんてことを思っています。編集がスティーヴ・レイクとポール・グリフィスというのも興味深いです。

Amazonでつい先日見かけるまでは、買おうという気すらなかったので、まさにめぐり合いですね。この出会いに感謝。でも、英語なので、読んでいくにしても時間と辞書と...。(’10年12月10日記)

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昨日、Amazonより「ECM catalog」(発行:東京キララ社、発売:河出書房新社)の出荷の通知があったのですが、届く時間帯はまちまち。今日の夕方になってやっと届きました。

このECM本、ECMの番号順に解説をつけていく方式の本で、ECMレーベルでは初ですね。ブルーノートとかでは以前からこの形式の本が出ています(それでも新生ブルーノートはないがしろにされてますが)。ECMはブルーノートよりは市場規模が小さいし、現在進行形のレーベルとして、編集作業が難しかったのではないかと思います。実際、企画から発売まで4年かかっているそうです。でも、コアなファンも多いレーベルなので、この本を心待ちにしていた人も多いのではないでしょうか。CDジャケットも最初の200ページ近くを割いて、カラーで掲載されています。

私のホームページも’97年からECMを取り上げはじめて、CDだけですが、集まってコメントも書き上がったのが’06年の5月のこと。けっこう時間がかかってます。当時で約800枚ありました。今回は本の中で、執筆者のひとりの原田さんのコラム(542ページ)に、ちょっとだけですが、私のホームページのURLも載せていただいてます。正直、うれしいです。またMixiの「ECMの深い森」コミュにも言及されてます。最近、やはりECMを中心に扱っていたホームページ「jAZZHOLE」が削除されて消失してまして、ECMを扱う個人のホームページはますます少なくなってきて残念だなあ、と思っていたところです。

百聞は一見にしかず、なので、いろいろ説明するよりは、この本をどこかで手にとってみて、それでできれば入手してほしいな、なんて思っています。こういう本を首を長くして待ってました。私も、手持ちにはない未CD化作品をこの本で楽しむことにします。じっくりと読んだり、ジャケ写を眺めたりしていると、何ヶ月もかかってしまいそう。

この本が出たことで、私のホームページが必要なくなる可能性、というのをちょっと考えていたのですが、本は評論的な短いレビューで、私のHPの方はこんなサウンドで、1曲目はこう、2曲目はこう、とアマチュア的な内容説明のコメントなので、読者的には分けることができ、すみ分けは可能じゃないかな、と思いました。

ECMにズブズブとハマる人が増えることを祈りつつ。(’10年7月13日記)

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「Windfall Light - The Visual Language of ECM」という英語版(他に独語版もあります)の本が出ました。この本はECMのジャケットを中心に紹介する写真の本で、内容的には’96年に出た「Sleeves of Desire - A Cover Story」の続きになります。前の本が出たときは、1500番台の途中までのアルバムのジャケット写真が掲載されていましたが、今回はその続編。

レーベル設立からある程度の期間は音的にもジャケット的にも試行錯誤が続いたと思われますが、今回の書籍が発売されたのは、それ以降’09年の途中までのジャケット写真が中心で、レーベルとしての統一性がとれていて、その集合体として恐ろしいほどまでの芸術性や、美しさを感じ取ることができます。印刷も良く、本物のCDジャケットを眺めているより迫力があって、このレーベルに興味がある方のみならず、デザインや写真などに興味がある人を含めて、この本を見てみる価値はあると思います。

また巻末近くにはECM初期のECM1001から順番に、小さいジャケ写が並んでいて、こちらの方も資料的価値があると言えます。ただし、CDとLPでジャケ違いのものは、どちらを掲載するかで統一性が取れていないケースもあるようです。

それにしても素晴らしい本が出たものです。ジャケット写真や他の写真類にただただ圧倒されるばかり。当分は眺めて暮らす生活が続きそうです。(’09年12月9日記)

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’96年に出た「Sleeves of Desire - A Cover Story」、当時この本を確かディスクユニオンの御茶ノ水店で入手した記憶があります。偶然その時の在庫の最後の1冊でした。値段ははっきり覚えてないけれど、7千円台だったかな。ECM初期から1500番台の途中までの紹介。今年出た「Windfall Light - The Visual Language of ECM」に比べ、大きさはやや小ぶり。そしてジャケット写真も、今よりは幅広いいろいろなデザインがあって、悪く言えばバラバラなところもある感じ。本としての完成度は新作の方が高いと思います。それでも、この2冊の本は、時代的につながっているんですよね。

この本を入手したおかげで、ECMを「集める」という行為に、その後ズブズブと入っていきました。今ではECMの番号付きでCDで発売されたものは、揃っていると思います。何とも罪作りな1冊ではありました。

Sleeves of Desireが入手できなくなって久しいですが、何とかこの本も再印刷してくれないかな、と思います。1-2年前かな? ECM本社に在庫がいくらか発見されて、その在庫分を発売。日本からも注文された方がけっこういたようで、もちろん世界中から注文があったんでしょうね。すぐ売切れてしまったようでした。

手元にあるのはもうボロボロです(写真でも分かりますよね)けど、大事に取っておきたいと思います。

(追記)アルバムコメントのブログ更新は基本的に一時休んでますが、それ以外の文章だとけっこう楽です。アルバムを少なくとも一度は通して聴きつつ、内容を書き取ってコメントする作業、今になって考えるとけっこうエネルギーを要します。まあ、いずれにしても駄文の域を出ませんけれども。(’09年12月10日記)

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前回、’05年の9月に紙パッケージのないECMレーベルのUS盤、Lamentate/Arvo Part(ECM New Series 1930)を入手してしまったということを書きましたが、その写真が残っていました。それが左側の写真です。EU盤(写真右側)では紙パッケージが残っていることを知って、HMVに注文し直して、ご丁寧にも買い直しています。そしてUS盤の方は、友人にあげてしまったのか、それとも中古の処分の時に入れてしまったのか、記憶には定かではありませんが。

以前はNonesuchレーベルもプラジャケに紙パッケージだったでした。ただ、その後、紙ジャケとも言えないような簡易な紙パッケージにみに世界的に変更されています。ただ、このレーベルだったら許せてしまう、というところがあって、ECMレーベルはやはりプラジャケに紙パッケージ、というイメージが強く、できることならこのままの形態で販売を続けてほしいものだと思います。一部、BOXものが出てきたときは、パッケージングは紙の箱という感じに変わってしまってますけれども。そのパッケージングも含めて、ECMレーベルをレーベルとして集めたい、っていう人が出てくるんじゃないでしょうか。

ただ、最近はECMも廃盤が目立ってきて、ダウンロードでのみ購入可、というアルバムが増えつつあります。昔は基本的には廃盤にはしないレーベルだったと聞いてます。そんな中で、少なくともECM catalogに掲載されている本編でのCD化されたものを集められた、というのは幸運なことだったのかもしれません。(’12年2月8日記)

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昔は(’80年代中ごろのCD時代から)ECMレーベルは国内盤で集めていて、全部は国内盤で出てないことが分かった時(’90年代後半)には、輸入盤でも買いはじめたのですが、US盤、EU盤(当時はGermany盤だったかな?)、中古、とにかくゴチャマゼの状態で集めていました。しばらくは、とにかく値段の安いもの(当時は今より円安だったので、輸入盤CDの値段が今より高かった。)とか、国内盤で手に入りやすいものを無造作に集めていました。

ある時期からUS盤の紙パッケージの紙質が悪くなったなあ、と思ったら、そのうちUS盤で紙パッケージのないものが出てきました。過去の記録を探したら’05年9月のことでした。ものはLamentate/Arvo Part(ECM New Series 1930)でしたが、 アメリカ在住の方の記述で、こういうことがあったようです。

>Keith Jarrett/Radiance、Charles Lloyd Quartet/Jumping the Creekあたり以降から紙カバーが無くなったようです。

全体的に紙パッケージ付きがプラジャケに移行するような事ならばあきらめもつくけれど、EU盤にはきれいな紙パッケージがついている。その時からUS盤かEU盤か来るまで分からないAmazonの購入をやめて、比較的値段が高めのHMVから買うように何年間もしていました。まあ、5-6年前はAmazonの方が高いものも普通にありましたしね。

しかし、最近の新譜はUS盤も紙パッケージが復活、ということで、しかもAmazonの方が値段が安いものが多いので、久しぶりにAmazonから注文してみました。来たのは2枚ともUS盤で、まあ、デジタルデータだし音は違いはないんじゃないかなと思うんですが、ちょっと残念なところが。紙パッケージ、EU盤(写真左)はバーコードが下の部分についていて目立たないデザインなんですが、US盤(写真右)はバーコードが裏面の目立つところに堂々とついてますね(笑)。他のレーベルならいざ知らず、ECMだとちょっと幻滅。ただ、今回の注文はAmazonの方が400-500円も安かったのと、HMVは予約注文で出遅れたので、そのぐらいはガマンしようかな、と思ってます。これからはUS盤も区別なく、安くて、早い方をAmazon、HMVと天秤にかけて選んでいこうと思います。(’12年2月7日記)

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Fragments Of A Year/Various Artists(ECM)(輸入盤) - Released 2013. - [CD1] 1. Un Dia De Noviembre/Zsofia Boros 2. Besame Mucho/Stefano Scodanibbio 3. Suite In Old Style 1/Dobrinka Tabakova 4. Molto Adagio From String Quartet Op.11/Keller Quartett 5. Swart Makerd Semthes/The Dowland Project 6. Nobody Knows The Troubles I've Seen/Lucian Ban/Mat Maneri 7. Improvisation V/Kayhan Kalhor/Erdal Erzincan 8. Fragment III/Iva Bittova 9. Lassie Lie Near Me/Quercus [CD2] 1. Vashkar/Carla Bley/Andy Sheppard/Steve Swallow 2. This And My Heart/Susanne Abbuehl 3. Beat The Ground/Craig Taborn Trio 4. Furious Seasons/Third Reel 5. Baida/Ralph Alessi 6. Outstairs/Christian Wallumrod Ensemble 7. Azure/Gary Peakock Maliryn Crispell 8. Father Time/Ralph Towner/Wolfgang Muthspiel/Slava Grigoryan 9. In Full View/Julia Hulsman Quartet 10. Melancholy Baby/John Abercrombie Quartet 11. Caprichos De Espanha/Stefano Bollani/Hamilton De Holanda

(15/01/14)アメリカのユニヴァーサルで作った’13年のECMコンピレーション。CD2枚組。ECMとECM New Seriesが適度に混ざり合っています。公式サイトには発表されていないようだけれども、いちおうマンフレート・アイヒャーのプロデュースになっているので、選曲にかかわっている可能性はあります。また、ECM番号は記載されていませんが、どこかの番号を使っている可能性もあり。あまりコマーシャルにも走らず、かといって、対峙して聴かなければならないようなものでもなく、それでいてECMレーベルらしさを前面に押し出しているコンピレーション盤です。毎年出るのかな、と思っていたけれども、’14年のものは出たという情報がないので、これ1回で終わりの可能性もありますが。割と最近のECMを知るにはいいCD。

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Dinner Jazz with ECM(ECM - Universal Music Canada)(輸入盤) - Released 2011. - 1. Bright Size Life/Pat Metheny 2. Loro/Egberto Gismonti 3. What Game Shall We Play Today/Chick Corea and Gary Burton 4. 3/4 In The Afternoon/Kenny Wheeler 5. Diamonds And Pearls/Marcin Wasilewski Trio 6. Send In The Clowns/Bobo Stenson 7. What's Going On/Charles Lloyd 8. Circles/Paul Bley 9. The Man I Love/Enrico Rava 10. The Promise/Jacob Young 11. Lonesome/The Bill Frisell Band 12. Pieces Of Emotion/Manu Katche 13. Au Lait/Pat Metheny Group 14. So Nice/Tomasz Stanco Quintet 15. Beside A Brook

(11/08/07)Canada発売(Universal Music Canada)のコンピレーション盤。’71年録音のものから’09年録音のものまで新旧問わず、収録されています。曲の感じから、ディナー向けに、ある程度明るくて活発な曲、ゆったりとしてメロディアスな曲などが中心。しかも、BGMとしてもあまり邪魔にならないような選曲なんだなあと思います。なぜこのアルバムがカナダで発売されたのか分かりませんが、カナダのECM需要は、やはりヨーロッパや日本ともちょっと違っているのかな、とも思わせるような内容。2曲目だけ知らないアルバムだったのですが、これは「Carmo」レーベルからの発売です。コンピレーション不要論もあるかもしれないけれど、趣向に合わせた選曲というのも、なかなか楽しい。また、このCDでファンが増えていくと思います。

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Horizons(ECM)(輸入盤) - Released 2000. Anouar Brahem>Barzach 2. Zakir Hussain>Making Music 3. Codona>Codona 4. Egberto Gismonti>Salvador 5. GIanluigi Trovesi/Gianni Coscia>In Cerca Di Cibo 6. Stephan Micus>Passing Cloud 7. David Daring>Up Side Down 8. Lena Willemark/Ale Moller>Syster Glas 9. Nils Petter Molvear>On Stream 10. Jan Garbarek>Her Wild Ways 11. Tomasz Stanko Septet>Sleep Safe And Warm (Varsion 3) 12. Eleni Karaindrou>By The Sea 13. Eleni Karaindrou>Depart And Eternity Theme (Variation 3) 14. Dino Saluzzi And Rosamunde Quartett>Recitativo Final

(10/02/27)’00年に発売されたフランス盤のECMコンピレーション盤。当時情報がなかったことや、フランス好みの民族音楽の要素も強い選曲などで、発売もフランス国内(あるいはEU)限定盤ではなかったかと予想されます。元のアルバムはそれぞれ持っていても、それなりにECMらしさを楽しめる内容。エレニ・カラインドルーの曲だけ2曲続けてありますが、それは1曲が短いためだと思います。民族音楽的な曲がやはり多く、ヨーロッパの中でもフランスにとっては異国の演奏が多く取り上げられているのが特徴です。日本だとこういう選曲はしないなあ、と思いつつ。元の演奏を知っていれば、ここまで集める必要はないと思いますが、ここまで追いかけてしまうのも相手がECMレーベルだからか。ジャケットもECMらしくないです。

(注)ECM番号がついているかどうか、調べ中です。

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ECM Spectrum Vol. 1 -  1. The Rapids/Oregon(Oregon), 2. Els Segadors/Charlie Haden(The Ballad Of The Fallen) 3. Barcarole/Pat Metheny Group(Offramp) 4. Sunrise/Terje Rypdal(Rypdal/Vitous/DeJohnette) 5. Paper Nut/Shankar(Song For Everyone) 6. Bianca/Egberto Gismonti/Nana Vasconcelos(Duas Vozes) 7. Never Let Me Go/Keith Jarrett Trio(Standards, Vol. 2) 8. Tomarapeba/Egberto Gismonti/Nana Vasconcelos(Duas Vozes) 9. Belonging/Keith Jarrett(Belonging) 10. Street Dancing/Don Cherry/Ed Blackwell(El Corazon) 11. Doxology/John Surman(Withholding Pattern) 12. Clint/John Abercrombie Trio(Current Events) 13. Country Poem/Pat Metheny(New Chautauqua)

’90年の5月にこのサンプラーが国内盤で発売されました。それでも当時はその中の13曲中8曲が国内未発売CDのものだった(その後国内発売されたものもありますが)ので、考え込んでしまったことがあります。

その後、Vol.2が出たという話は聞かないので、これはこれで終わりですかね。

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