ジャズCDの個人ページ ECM Blog

「ジャズCDの個人ページBlog」の記事のうち、ECMレーベル(ECMレコード)の記事のみをピックアップして掲載。番号順に掲載しています。また、カテゴリーの「ジャズ」(ECM)には「フュージョン・ファンク」「民族音楽」なども含み、「クラシック・現代音楽」(ECM New Series)には「古楽」「宗教音楽」なども含みます。ECM本編とJAPOはほぼコンプリート。Carmoレーベル、Wattレーベル、ECM Special、Works、:rarumシリーズは予定はないです。コメント付きで網羅しているのは日本では(私のホームページと)ここだけではないかと。深みはないけど網羅してます。ストリーミングと親和性が高いため、2600番より前は一部を残し処分しました。探し物は検索窓を使うと便利です。

2864

A Sun That Never Sets/Ralph Alessi(Tp)(ECM 2864)(輸入盤) - Recorded February 2025. - Joseph Alessi(Tb), Matt Mitchell(P), John Hebert(B), Ches Smith(Ds, Vib) - 1. A Sun That Never Sets 2. Nothing Is Dead 3. Relazed Misery 4. Sweet Spot 5. Ether 6. Twichild 7. Transitional Imagery 8. Slow Dancing Bear 9. Of Trees (Variations on A Theme By TB) 10. DUck Free 11. Behind Clouds

(26/08/03)全曲Ralph Alessiの作曲。収録時間は56分。ECMのリーダー作では5枚目。最近のアルバムではクァルテット、クインテットが目立ちますが、メンバーがそれぞれ違います。1曲目のテーマからして、計算して構築されたフリーというような趣き。基本的にフリーに入ってしまうと、けっこう硬派なイメージになります。ミキシングの調整はあるにしてもダイナミクスが大きい印象。時に落ち着いた場面の中に硬質でメロディアスな印象もあるけど、基本的には自由度が高い。少々聴く人を選ぶか。3曲目はサックスとトロンボーンの激しめな語りあいで始まります。完全にフリーかというとそうでもないけど、彼独自のM-BASE出身の影響があるとことも。盛り上がってくるとECMらしからぬこともありますが、これもまたECM。

2879

Winter Songs/Steve Swallow(B)(ECM 2879)(輸入盤) - Recorded September 2024. Mike Rodriguez(Tp), Chris Cheek(Ts), Steve Cardenas(G), Gil Goldstein(P), Adam Nussbaum(Ds) - 1. One 2. Two 3. Three 4. Four 5. Five 6. Six 7. Seven 8. Eight 9. Nine

(26/07/08)全曲スティーヴ・スワロウ作。収録時間は41分。参加しているメンバーはおなじみの顔ぶれで、楽器もオーソドックスなジャズ的な編成(ベースはエレクトリックですが)。ECMらしからぬと言えばそうも言えます。曲名は番号ですが、温かみのある、メロディアスな曲が続いています。とはいうものの、ガツンという感じは少なく、暖色系の柔らかいサウンドで包み込むような雰囲気。1曲目の出だしからそういうイメージがあります。Wattレーベルが続いていたらこんなサウンドなんだろうな、と思います。淡々と曲は進んでいくも、BGMにもできるような、とんがったところのない曲が続きます。これも持ち込み音源のようです。なぜかスタンダードのように聴こえるのは気のせいだろうか。6曲目は珍しく4ビートで進む曲。

2878

Heiner Goebbels/Walden(ECM New Series 2878)(輸入盤) - Recorded November 1998. Henry David Thoreau(Words), Ensemble Modern Orchestra, Peter Eotvos(Cond), Bob Rutman(Voice) - Walden: I Where I Lived, Ans What I Lived For (Simplify, Simplify!) II The House III Yje Ponds IV Reading V The Oce List VI Spring VII Winter Visitors VIII The Beanfield IX The White Road

(26/07/07)Heiner Goebbelsはドイツの現代音楽家。’98年に作曲された曲を今になっての発表。持ち込み音源と思われる。収録時間は53分。語りのヴォイスも時々混ざり、叙事詩的な趣もあって、静かな場面も多いけれど、ガツンとくる感じの場面もあり。聴く人を選ぶかもしれないけど、1854年のヘンリー・デヴィッド・ソローの書いた著作を音楽化するという試みは、これはこれで興味深い。現代音楽でくくっていいのかとも思う。

2876

Feebles, Fables And Ferns/Mick Goodrick(G), Fred Hersch(P)(ECM 2876)(輸入盤) - Recorded August 1988. - 1. Feebles, Fables And Ferns 2. Falling Grace 3. Away 10/Amazing 4. Five Excursions 5. Out Of Nowhere 6. Heartsong 7. Soul Eyes

(26/07/03)スティーヴ・スワロウ作の2曲目、グラント・グリーン作の5曲目、マル・ウォルドロン作の7曲目、ミック・グッドリック作の1、3曲目。フレッド・ハーシュ作の6曲目、2人の共作の4曲目。収録時間は38分。ハーシュのスタジオでの録音で、38年近く経ってからの公開となります。多くのギタリストに影響を与えたグッドリックと、ハーシュの演奏はカチッとしていて、しかもメロディアスな曲が多く、けっこう好きな人は多いのではないかと。2人の半端ではない絡み具合もなかなかだし、それがこの端正な演奏で聴けるので、一度は聴いてみてもいい演奏。オリジナルも、他人の曲も、区別なくいい感じになっています。3曲目のバラードも丁寧に紡ぎ上げてます。4曲目のフリー・インプロヴィゼーションは緻密なやり取り。

私がホームページやブログを作り始めたのが、それぞれ’97年、’04年のことです。まだECMの本家ホームページも昔ながらのものだったし、ダウンロードやストリーミングもなかった時代だったと思います。今や本家ホームページとストリーミングがあれば、最強。ストリーミングで何枚かの聴けない、あるいはBOXものにまとまってしまっているアルバムはあるにしても。私はコツコツとWATTレーベルなどを除いては、ほぼコンプリートまでもっていきましたが、時代の変わるのがいくらか早かったと思います。

例えば、ECMの本家サイトはアルバムが網羅されているし、Google Chromeなどの翻訳機能を使うと、日本語で原文が読めてしまいます。そういう意味では、私のECMブログもあまり用をなさなくなってきたとも言えます。時代の変化につれて、全部追っかけはそろそろいいかな、とも。

今すぐに更新をストップするわけではありませんが、せめてマンフレート・アイヒャーの元気なうちは続けたいと思っていても、今後輸入盤CDの価格上昇も入荷遅延も予想され、どうなるか分からない状況です。時々は気になる方はお立ち寄りください。聴く方はCD、ストリーミングに関わらず、追いかけるつもりではいます。

(追記5月30日)輸入盤CDが、現在4月に本国では発売のものが2種類、6月発売にずれたりと、遅れています。やっぱりCDで聴いたのをアップしたいので、遅れ遅れになりますが、ご容赦ください。

ECMの本家ホームページ
https://ecmrecords.com/

(参考ページ)
ECMとしてのBOXものの発売と、その完全化への経歴

ECMのBOX化からストリーミングへの流れ

ECMとJAPOレーベルの未CD化作のストリーミング配信情報

ECMのCDの中でも、初CD化の時に曲がカットされたものがあるのですが、それが完全化されて再発されたり、時には番号を変えて再発されたり、BOXものになった時に、初CD化、完全化があったりしたので、それをまとめてみました。現在はCD化されているものの中には、LP時の曲がカットされたものはなくなったはずです。BOXものの中には、過去単体でCD化されたものをまとめただけのものもあります、というよりも、そちらの方が一般的かな。当初から単体でCD化されていたものは(CD化)、と書いてあり、ないものは初CD化です。

 

Hymns/Spheres/Keith Jarrett(Org)(ECM 1086/87)(完全版として’12年にCD化)
Spheres/Keith Jarrett(Org)(ECM 1302)(一部の曲で1枚のCD化)

Concerts/Bregenz/Munchen/Keith Jarrett(P)(ECM1227-29)(完全版としてCD化、’13年。)
Concerts(Bregenz)/Keith Jarrett(P)(ECM 1227)(当初は部分的にCD化)

CDではAzimuth/The Touchstone/Depart/Azimuth(ECM 1546-48)の3枚組で再発。
Azimuth/John Taylor/Norma Winstone/Kenny Wheeler(ECM1099)
The Touchstone/Azimuth(ECM 1130)
Depart/Azimuth with Ralph Towner(ECM 1163)

Franz Schubert: Sonate B-Dur D960 Valery Afanassiev/Gidon Kremer/Edition Lockenhaus Vol. 3(ECM New Series 1328)(CD化)(ECM New Series 1682で「Sonate B-Dur D960 Op. Posth/Franz Schubert」というタイトルで再発)

Setting Standards New York Sessions/Keith Jarrett(P)/Gary Peacock(B)/Jack DeJohnette(Ds)(ECM 2030-32)として3枚組BOX化して’08年に再発。
Standards, Vol.1/Keith Jarrett(P)/Gary Peacock(B)/Jack DeJohnette(Ds)(ECM 1255)(CD化)
Changes/Keith Jarrett Trio(P)(ECM 1276)(CD化)
Standards, Vol.2/Keith Jarrett(P)/Gary Peacock(B)/Jack DeJohnette(Ds)(ECM 1289)(CD化)

Don Cherry(Tp, Doussin'gouri, Fl, Org, Melodica, Voice)/Nana Vasconcelos(Belinbau, Cuica, Talking Drum, Per, Voice)/Collin Walcott(Sitar, Tabla, Hammered Dulcimer, Sanza, Timpani, Voice)/The Codona Trilogy(ECM 2033-35)として3枚組BOXとして’08年に再発。
Codona/Collin Walcott(Sitar, Per, Voice)/Don Cherry(Tp, Fl, Voice)/Nana Vasconcelos(Per, Voice)(ECM 1132)(CD化)
Codona 2/Collin Walcott(Sitar, Tabla, etc), Don Cherry(Tp, etc), Nana Vasconcelos(Per, etc)(ECM 1177)(CD化)
Codona 3/Collin Walcott(Sitar, Tabla, Voice, Per)/Don Cherry(Tp, Org, Voice, Per)/Nana Vasconcelos(Berimbau, Per, Voice)(ECM 1243)(CD化)

Crystal Silence/The ECM Recordings 1972-79/Gary Burton(Vib)/Chick Corea(P)(ECM 2036-39)で4枚組BOXとして’09年に再発。
Crystal Silence/Gary Burton(Vib)/Chick Corea(P)(ECM 1024)(CD化)
Duet/Gary Burton(Vib)/Chick Corea(P)(ECM 1140)(CD化)
In Concert, Zurich, October 28, 1979/Chick Corea(P) and Gary Burton(Vib)(ECM 1182/83)(ここでカットされていた2曲も復活初CD化)(追記)その後も1枚もので発売されているものは2曲カットされたままです。

Life's Backward Glances - Solo And Quartet/Steve Kuhn(P)(ECM 2090-92)の3枚組BOXとして’08年に再発。2枚は初CD化。
Ecstasy/Steve Kuhn(P)(ECM 1058)(CD化)
Motility/Steve Kuhn(P) And Ecstasy(ECM 1094)
Playground/Steve Kuhn(P)/Sheila Jordan(Voice) Band(ECM 1159)

Colours/Eberhard Weber(ECM 2133-35)の3枚組BOXとして’09年に再発。
Yellow Fields/Eberhard Weber(B)(ECM 1066)(CD化)
Silent Feet/Eberhard Weber(B)(ECM1107)(CD化)
Little Movements/Eberhard Weber(B) Colours(ECM 1186)(CD化)

Odyssey In Studio & In Concert/Terje Rypdal(ECM 2136-38)の3枚組BOXとして、1曲初CD化、1枚は初出のCD化で、’12年に再発。
Odyssey/Terje Rypdal(G, Ss, etc.)(ECM 1067/68)(カットされた1曲(8. Rollong Stone)も加え、CD化)

Solo Piano/Improvisations/Children's Songs/Chick Corea(P)(ECM 2140-42)の3枚組BOXとして’10年に再発。
Piano Improvisations Vol.1/Chick Corea(P)(ECM 1014)(CD化)
Piano Improvisations Vol.2/Chick Corea(P)(ECM 1020)(CD化)
Children's Songs/Chick Corea(P)(ECM 1267)(CD化)

Green In Blue/Arild Andersen(B) Early Quartets(ECM 2143-45)の3枚組BOXとして’10年に再発。3枚とも初CD化。
Clouds In My Head/Arild Andersen(B)(ECM 1059)
Shimri/Arild Andersen(B)(ECM 1082)
Green Shading Into Blue/Arild Andersen(B) Quartet(ECM 1127)

Dansere/Jan Garbarek(Ss, Ts, Bass-s, Fl)(ECM 2146-48)の3枚組BOXとして’12年に再発。
Sart/Jan Garbarek(Ts, Bs, Fl)(ECM 1015)(CD化)
Witchi-Tai-To/Jan Garbarek(Ts, Ss)/Bobo Stenson(P) Quartet(ECM 1041)(CD化)
Dansere/Jan Garbarek(Sax)/Bobo Stenson(P) Quartet(ECM 1075)(CD化)

Edition Lockenhaus/Gidon Kremer(Vln)(ECM New Series 2190-94)として’11年に5枚組BOXものとして再発。1枚目のみ初出CD化。
Edition Lockenhaus Vol.1 & 2/Gidon Kremer(ECM New Series 1304/05)(CD化)
Edition Lockenhaus Vol. 4 & 5/Gidon Kremer(Vln)(ECM New Series 1347/48)(CD化)

Paul Motian(Ds, Per)(ECM2260-65)で6枚組BOXとして、’13年に再発。
Conception Vessel/Paul Motian(Ds)(ECM 1028)(CD化)
Tribute/Paul Motian(Ds)(ECM 1048)(CD化)
Dance/Paul Motian(Ds, Per) Trio(ECM 1108)(CD化)
Le Voyage/Paul Motian(Ds)(ECM 1138)(CD化)
Psalm/Paul Motian(Ds)(ECM 1222)(CD化)
It Should've Happened A Long Time Ago/Paul Motian(Ds)(ECM 1283)(CD化)

Jack DeJohnette Special Edition(ECM2296-99)の4枚組CDBOXで再発 ’12年。1枚のみ初CD化。
Special Edition/Jack DeJohnette(Ds, P, Melodica)(ECM 1152)(CD化)
Tin Can Alley/Jack DeJohnette's Special Edition(Ds, P, Org, Per, Vo)(ECM 1189)(CD化)
Inflation Blues/Jack DeJohnette's Special Edition(Ds, P, Clavinet, Vo)(ECM 1244)
Album Album/Jack DeJohnette's Special Edition(Ds, Key)(ECM 1280)(CD化)

Quartets/Charles Lloyd(Ts, Fl, Chinese Oboe, Tibetan Oboe)(ECM2316-20)で5枚組BOXとして、’13年に再発。
Fish Out Of Water/Charles Lloyd Quartet(Ts, Fl)(ECM 1398)(CD化)
Notes From Big Sur/Charles Lloyd(Ts)(ECM 1465)(CD化)
The Call/Charles Lloyd(Ts)(ECM 1522)(CD化)
All My Relations/Charles Lloyd(Sax, Fl, Oboe)(ECM 1557)(CD化)
Canto/Charles Lloyd(Ts, Tibetan Oboe)(ECM 1635)(CD化)

The First Quartet/John Abercrombie(G, Mandlin)(ECM 2478-80)として’15年に3枚組CDBOXとして再発。2枚初CD化。
Arcade/John Abercrombie(G) Quartet(ECM 1133)(CD化)
Abercrombie Quartet/John Abercrombie(G, Mandolin)(ECM 1164)
M/John Abercrombie(G) Quartet(ECM 1191)

As It Was/Peter Erskine(Ds) Trio(ECM 2490-93)として’16年に4枚組CDBOXとして再発。
You Never Know/Peter Erskine(Ds)(ECM 1497)(CD化)
Time Being/Peter Erskine(Ds)(ECM 1532)(CD化)
As It Is/Peter Erskine(Ds)(ECM 1594)(CD化)
Juni/Peter Erskine(Ds)(ECM 1657)(CD化)

The ECM Recordings/Steve Reich(ECM New Series 2540-42)の3枚組CDとして、’16年に再発。
Music For 18 Musicians/Steve Reich(P, Marimba)(ECM (New Series) 1129)(CD化)
Octet/Music For A Large Ensemble/Violin Phase/Steve Reich(ECM (New Series) 1168)(CD化)
Tehillim/Steve Reich(Per)(ECM (New Series) 1215)(CD化)

(’16年10月12日現在)

(追記)’25年8月23日 Molde Concert/Arild Andersen(B)(ECM 1236)(輸入盤)ではCDで追加曲が4曲あった半面、LPにあった3曲目、3. Predawn(LPのみ) がありません。この曲は、タイトル通り静かな中をゆったりとたゆたっていくバラード。CD収録で78分あるので、カットされたと推測されます。

ECMで再発BOXが出た最初が’08年の「セッティング・スタンダーズ~NYセッションズ/キース・ジャレット・トリオ」(ECM2030-32)でした。実はこの時の国内盤で当初発売前後にすぐ回収された、オビに192k/24bitのリマスターの文字が書かれているプリントミス版をなぜか持っています。実際は当時はこれ、リマスターをやってなかったらしいんですが。それ以前にも、単発では番号を変えて再発、というのはいくつかあったのですけど。BOXで何枚かをまとめて、あるいは未CD化作をCD化して、または内容を完全化して出すということもその後やってますよね。けっこうな数が出ました。このあたり、「ECMとしてのBOXものの発売と、その完全化への経歴」というところに書いてありますが、その集大成として、’18年に「The Art Ensemble Of Chicago And Associated Ensembles」(ECM 2630)という21枚組BOXが出ていて、その後BOXものは'22年のMeredith Monkの12種13枚組(ECM New Series 2750)ぐらいしか出ていません。ここで方針変更というところなのかな。

’17年の11月にECMはストリーミング配信をはじめます。これはけっこう反響を呼びましたですね。その後’19年7月から8月にかけて、JAPOレーベルを含み未CD化作を40作、CD化されないままにストリーミング配信が順次されて行きました。これは「ECMとJAPOレーベルの未CD化作のストリーミング配信情報」というところに書いてありますが、これでLPでしか聴けない音源は残り10数枚というところまで来ています。ゆくゆくは全部ストリーミングで全部聴けるようになるのが希望なんですけど、あれから2年、まだまだ道のりは遠そうです。

というわけで、私の場合、コレクターで、批評家的要素はほとんどないですね(笑)。('21年2月21日記)

2869

While I Was Away/Julia Hulsmann(P) Octet(ECM 2869)(輸入盤) - Recorded September 2023. Aline Frazao(Vo), Live Maria Roggen(Vo), Michael Schiefel(Vo), Heloise Lafebvre(Vln), Susanne Paul(Cello), Eva Kruse(B), Eva Klesse(Ds) - 1. CCoisario De Imagens 2. Sleep 3. Up, Up, Up, Up, Up, Up 4. Felicia's Song 5. You Come Back 6. Walkside 7. Hora Azul 8. TicToc 9. Iskele 10. Moonfish Dance

(26/02/12)ヴォーカル3人、弦楽器2人プラス、ピアノ・トリオのオクテット。ヴォーカルは3人コーラスというわけではなく、大部分は入れ替わってヴォーカルを取っています。Zelia Fonseca作の1曲目、Ani Degranco作の3曲目。歌詞はメンバー作のこともあれば、それ以外のことも。メンバー作曲(4、9-10曲目)と、他はJulia Hulsmann作曲で2、5-8曲目。収録時間は55分。1曲目は明るいラテンでECM色とは違うけど、変則的な楽器編成が印象に残ります。曲ごとにサウンドは変わっていくものの、ヴォーカル入りのポップスというイメージが強く、ジャズ・ヴォーカルという感じでは弱い。その中でも10曲目はややジャズに近いかも。8曲目は珍しく複数のヴォーカルだけどラップに近いか。ECMとしては変則的な感じ。

2867

Memento/Marilyn Crispell(P)/Anders Jormin(B)(ECM 2867)(輸入盤) - Recorded July 2025. - 1. For The Children 2. Dialogue 3. Embracing The Otherness 4. Contemplation In D 5. Three Shades Of A House - Morning 6. Three Shades Of A House - Evening 7. Song 8. Memento 9. Beach At Newquay 10. The Dark Light 11. Dragonfly

(26/04/18)2人のインプロヴィゼーションが1-4曲目、アンダース・ヨーミン作が5-6、10曲目、マリリン・クリスペル作が7-9、11曲目。収録時間は38分。最初の方の4曲、インプロヴィゼーションとは言っても、作曲された曲のように整然としていて、どことなくエキゾチックで哀愁を帯びていて、印象に残ります。そのまま作曲された(と言ってもテーマとキメのところの打ち合わせのみと考える)曲に入っても、そのある意味深い雰囲気が続いていくような感じ。淡々としつつも、ひかれていくのはそのせいかもしれない。静かな曲が続いて、ある程度聴く人を選ぶかもしれないけど、これがECMだ、と喜ぶファンは少なくないと思う。曲によっては少し明るめのものもあるけど、大部分沈んだ色合い。大人の音の語りあいか。

2866


Reaching For The Moon/Elina Duni(Voice, Per), Rob Luft(G, Electronics)(ECM 2866)(輸入盤) - Recorded June 2025. - 1. Reaching For The Moon 2. Cammina Cammina 3. Les Berceaux 4. Ani More Nuse 5. Foolish Flame 6. Leili Lullaby 7. Zambaku I Prizenit 8. Yomeji's Theme - Sleep Safe And Warm 9. Magnonia 10. Your Arms 11. Lonely Woman

(26/07/03)この2人での作曲は5、9-10曲目のみで、他は、スタンダード、ジャズメン・オリジナル、トラディショナル、クリストフ、コメダ、日本の作曲家の曲など、様々な曲を演奏し、歌っています。収録時間は46分。ECMでは6作目で、Rob Luftとのデュオは初だけど、彼が参加しているクァルテット型に2枚あります。ジャズというより、シンガー・ソング・ライターのアルバムという感じが強いのですが、ここでは他人の曲が多めに入っているので、哀愁を伴って静かな歌唱の中にもバラエティに富んでいると思います。マンフレート・アイヒャーはAlbum Producedとなっているため、持ち込み音源をまとめたという立場ではないかと。いつも以上に聴きやすい曲が揃っているのも魅力。時に出てくるパーカッションがアクセント。

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