1031


What Comes After/Terje Rypdal(G, Fl)(ECM 1031)(輸入盤) - Recorded August 7 and 8, 1973. Barre Phillips(B), Jon Christensen(Per, Org), Erik Niord Larsen(Oboe, English Horn), Sveinung Hovensjo(B) - 1. Bend It 2. Yearning 3. Icing 4. What Comes After 5. Sejours 6. Back Of J.


(02/05/19)テリエ・リピダルのオリジナルないし共作は4曲、バール・フィリップス作が2曲。1曲目は、エレクトリックベースの単調なリフの上を短調での浮遊感を持たせつつさまようアコースティックベースやギターの図式で、何となく当時のマイルスバンド等のサウンドを意識させます。アコースティックギターとオーボエで静寂の中から不安感をよぎりつつ音が発せられていく2曲目、やはりやや不安定なメロディの進行を持ちながら、比較的ゆったりと進んでいく3曲目、10分台で、妖しげな色彩感覚を振りまきながらのエレクトリック一発モノ的なタイトル曲の4曲目、バロック的なアンサンブルでしっとりと聴かせる5曲目、アコースティックで空間的かつ哀愁的なインプロヴィゼーションの6曲目。