1033


In The Light/Keith Jarrett(P)(ECM 1033/34) - Recorded 1973. Ralph Towner(G), Willi Freivogel(Fl), String Section Of The Sudfunk Symphony Orchestra, The American Brass Quintet, The Fitz Sonnleitner Quartet - 1. Methamorphosis 2. Fughata For Harpsichord 3. Brass Quintet 4. A Pagan Hymn 5. String Quartet 6. Short Piece For Guitar And Strings 7. Crystal Moment 8. In The Cave, In The Light


ECM New Seriesがなかった時代のキース・ジャレットが作曲したクラシックのアルバム。 当時としてはこういうアプローチは珍しかったかも。曲ごとに様々な編成で聴かせてくれます。オーケストラやブラスを交えて、どう聴いてもクラシックにしか聞こえない(あまりまえか)のですが、彼の「ソロ・コンサート」への流れをみると、この方向も必然性があったような気がします。彼がピアノを弾いているのが、2、4、8曲目。このうち2、4曲目は彼のソロ・ピアノ。彼のピアノそのものはジャズだろうとクラシックだろうとボーダーレスに聴くことができます。そしてラルフ・タウナーも6曲目に参加しているのがうれしいところ。1曲目のフルートはキース・ジャレット本人ではありませんが、彼がやろうとするとこうなるという感じで興味深いです。