1088


Satu/Edward Vesala(Ds)(ECM 1088)(輸入盤) - Recorded October 1976. Tomasz Stanko(Tp), Palle Mikkelborg(Tp, Flh), Tomasz Szukalski(Ss, Ts), Juhani Aaltonen(Fl, Afl, Ts, Ss), Knut Riisnaes(Fl, Ts), Rolf Malm(Bcl), Torjorn Sunde(Tb), Terje Rypdal(G), Palle Danielsson(B), String Section - 1. Satu 2. Ballade For San 3. Star Flight 4. Komba 5. Together


(00/12/09)曲によって編成は変わりますが、当時のECMとしては比較的大編成による録音。1曲目は14分台の大曲で、まずメロディーがあってそこに様々な楽器が絡むように寄り添い、雅楽の擬似的雰囲気を持っているような曲。もちろんフリーのような要素もあるようです。2曲目は明るめなテーマと、緩やかにややフリーっぽく流れる部分とを合わせ持っています。日本的情緒(?)を感じさせるようなペンタトニック主体のテーマ部分とやや激しい中間部を持つ3曲目。哀愁の漂ってくるようなテーマを持つ4曲目も、テーマはメロディ主体でリズムや他楽器の方が寄り添っていくような感じです。そしてスリルある アドリブの部分。エキゾチックなフルートで、これもメロディ追従的にやや盛り上がりを見せる5曲目。