1402


Rosensfore/Agnes Buen Garnas(Vo)/Jan Garbarek(Arr, All Instruments)(ECM 1402) - Recorded Autumn 1988. - 1. Innferd 2. Rosensfore 3. Mergjit Og Targjei Risvollo 4. Maalfri Mi Fruve 5. Venelite 6. Stolt Oli 7. Signe Lita 8. Lillebroer Og Storebroer 9. Grisilla 10. Utferd


ノルウェーのフォークソング(民族音楽?)に、ヤン・ガルバレクがバックのサウンドを付けてアレンジ。ガルバレクも北欧音楽に寄り添っていて、ジャズ色はなし。ただ、打楽器がインド系な気もしますが。1曲目は鋭いヴォーカルのみではじまり、北欧の印象深いメロディに乗せられて、バックのサウンドも北欧的と、異世界にはまり込んだ雰囲気。何気ない哀愁のあるメロディなのだけれども、心に深く入り込むタイトル曲の2曲目、北欧のドラマを扱った曲だそうで15分を超える歌唱の3曲目、やや薄日がさすような明るさでのどかな4曲目と続いていきます。歌詞が分かったら面白いだろう、とは思うのですが、曲はその後もマイナー調の哀愁漂う鋭い声の調子の歌唱が多く、北欧が主で少し多国籍的な味付けのバックのサウンド。