1438


Jimmy Giuffre 3, 1961(ECM 1438/39) - Disc1 "Fusion" - Recorded March 3, 1961. Jimmy Giuffre(Cl), Paul Bley(P), Steve Swallow(B) - 1. Jesus Maria 2. Emphasis 3. In The Mornings Out There 4. Scootin' About 5. Cry, Want 6. Brief Hesitation 7. Venture 8. Afternoon 9. Trudgin' Disc2 "Thesis" - Recorded April 8, 1961. Jimmy Giuffre(Cl), Paul Bley(P), Steve Swallow(B) - 1. Ictus 2. Carla 3. Sonic 4. Whirrr 5. That's True, That's True 6. Goodbye 7. Flight 8. The Gamut 9. Me Too 10. Temporarily 11. Herb & Ictus


もともとヴァーヴで発表されていた2枚のアルバムの権利をECMが買い取って、リミックスしたもの。演奏はとても’61年の録音とは思えないもので、音質もECMらし くクリアです。ジミー・ジュフリーの作曲が大半ですが、その中にカーラ・ブレイの作品がやや目立つ感じ。メンバーも強力だし、未発表曲も4曲あったというおまけ付き。ややゆったりした感じの曲調で、4ビートになっていないところもあったり、バップ的ではない緊張感のあるフレーズが続いている感じ。2枚目の方が急速調の曲がややあります。全20曲という曲数は、クールな感じながらけっこうお腹いっぱいになります。それにしてもクラリネットはメロディを吹いているのに、音色は温かくてもやっぱり冷たいフレーズの感触。この外れ具合がECMにフィットしてます。