1474


Q.E.D./Terje Rypdal(G)(ECM 1474)(輸入盤) - Recorded August and December 1991. Kjell Arne Joergensen(Vln), Eileen Siegel(Vln), Are Sandbakken(Viola), Marje-Liisa Rissanen(Viola), Kari Ravnan(Cello), Bjorn Solum(Cello), Inger-Johanne Qestby(Fl), Leif Arne Pedersen(Cl), Per Hannisdal(Bassoon), Jan Olav Martinsen(French Horn), Vidar Aarset(French Horn), Lasse Rosning(Piccolo Tp), Bjorn Kjellemyr(B), Christian Eggen(Cond) - Quod Erat Demonstrandum Opus 52 1. 1st Movement 2. 2nd Movement 3. 3rd Movement 4. 4th Movement 5. 5th Movement Largo Opus 55 6. Largo


(99/07/11)クラシックというか、現代音楽のサウンドの中に、エレキギターがメンバーとして加わっている、という感じのアルバム。曲はテリエ・リピダルのオリジナルですが、曲自体のサウンドは完全にあちら側の世界です。その世界はけっこう思索的で複雑なハーモニーを持っていて、あまりとっつきやすいものではないかも しれません。エレキギターのフレーズといい、音といい、ところによってアグレッシヴな部分もありますが、それはあくまでも全体の現代音楽のようなサウンドの一部分となっていて、うまく溶け込んでいます。いずれにしても色彩はダークな感じです。6曲目のOpus 55は16分間、ただゆったりと流れていきます。New Seriesの方で発売してもいいんじゃないかと思えるアルバム。