1567


Double Concerto/5th Symphony/Terje Rypdal(G)(ECM 1567) - Recorded June and August 1998. Ronni Le Tekro(G), Normunds Sne(Cond) and Riga Festival Orchestra - 1-4. Double Concerto (1-4) 5-8. 5th Symphony (1-4)


このアルバムの2曲ともテリエ・リピダルの作曲なので、これだけで驚きといえば驚き。1曲目はオーケストラと、元TNT(ハード・ロック・バンド?)のロニール・テクロ(G)も参加した壮大な?コンチェルト。場面によっては美しいメロディの、また場面によっては壮絶なディストローションの効いた2人のエレキギターがオーケストラと同化し、時には激しく対立して いて、不思議なサウンドの調和を生み出しています。スケールの大きいゆったりとしたプログレとでも言えそうな雰囲気ですが、当然の事ながらクラシック色はけっこう強め。2曲目は作曲家に徹していてギターでの参加はありませんが、こちらの方は完全にクラシックの作品かも。 それはそれで完成度は高いです。そのサウンドは複雑な色合いを持っています。(00年6月1日発売)