2187

Skala/Mathias Eick(Tp, Vib, G, B)(ECM 2187)(輸入盤) - Recorded December 2009. Andreas Ulvo(P), Andun Erlien(B), Torstein Lofthus(Ds), Gard Nilssen(Ds), Morten Qvenild(Key), Tore Brunborg(Ts), Sidsel Walstad(Harp) - 1. Skala 2. Edinburgh 2. June 4. Oslo 5. Joni 6. Biermann 7. Day After 8. Epilogue

(11/03/19)全曲Mathias Eickの作曲。8曲で41分ほどと、やや短めのアルバム。ベースはエレキ・ベース。曲によって編成が変わります。ジャズとかフュージョンとかいう前に、聴きやすいメロディで、少しマッタリしたサウンドでせまってきます。トランペットはやや哀愁系で、速いパッセージをほとんど吹くこともなく、ちょっと間違うとイージーリスニング系ととらえられそうなサウンド。このメロディの良さ、分かりやすさはけっこう幅広い層に受け入れられそう。もう少しECM的マニアックさがあってもいいような気もしますが。でも空間的表現の部分はまさにECMか。この哀愁のしっとり感のあるサウンドで、静かな音世界から、ロック的なビートのある場面に盛り上がる4曲目も印象的。ラストの曲は彼の担当楽器が4種類あるので、多重録音か。