Bells For The South Side/Roscoe Mitchell(Sopranino, Ss, As, Bass Sax, Fl,
Piccolo, Bass Recorded, Per)(ECM 2494/95)(輸入盤) - Recorded September 2015.
James Fei(Sopranino, As, Contra-alto Cl, Electronics), William Winant(Per,
Tubular Bells, Glockenspiel, Vib, Marimba, Roto Toms, Cymbals, Bass Drum,
Woodblocks, Timpani), Hugh Ragin(Tp, Piccolo Tp), Tyshawn Sorey(Tb,
P, Ds, Per), Craig Taborn(P, Org, Electronics), Kikanju Baku(Ds,
Per), Jaribu Shahid(B, Bass Guitar, Per), Tani Tabbal(Ds, Per)
- 1. Spatial Aspects Of The Sound 2. Panoply 3. Prelude To A Rose 4. Dancing
In The Canyon 5. EP 7849 6. Bells For The South Side 7. Prelude
To The Card Game, Cards For Drums, And The Final Hand 8. The Last Chord
9. Six Songs And Two Woodblocks 10. R509A Twenty B 11. Red Moon In The
Sky/Odwalla
(17/07/04)全曲ロスコー・ミッチェルのオリジナルで、スティーヴ・レイクのプロデュース。ミュージシャンは上記の記載順に2人ずつ、4つのトリオでの演奏になっているのですが、クレジットにははっきりとは書いておらず、演奏楽器から推測するしかない、と思う部分も。構築されている部分もあるけれど、基本はシカゴ派のフリーなので、けっこうハードです。聴く人を選ぶけれど、フリー方面が好きだと、ドシャメシャなフリーの部分もあるけれど、静かな部分も味わいがあり、深いところをいっているし、物語性を感じる部分はあると思います。収録時間が長くなったのも、聴いているとけっこう意味のあることだと思います。レーベルの中でも聴く人を選ぶアルバムですが、この世界を少し垣間見てもいいかも。ラストは普通の曲です。
コメント
コメント一覧 (2)
確かにこういう音楽を、おうちで、時間をかけてゆっくり静かに聴いてみたい気がします。
ある意味構えが入りますけど、フリーの世界というのは、未知の世界を冒険するようなスリリング感がなんとも言えない。
特にロスコー・ミッチエルのようなキャリアのある筋金入りのフリージャズの大家による大作を聴くとなると、勝手にすげーなと先入観で思ってしまうのです。
kudoecm
がしました
フリーは聴く人によって感想がかなり違うので、あまり無理をしない程度に感想を書いてます。私はけっこうフリーの影響を受けているので、こういうサウンドもOKですが、いちおう、「聴く人を選ぶかも」とかの文章を入れて、文句が来ないための(笑)防御線を張っていることもあります。正直、個人的には好みなんですけれども。
kudoecm
がしました